補足:もしかして自民党の援護射撃?


年金がらみで社保庁厚労省に都合の悪い話題がでると、必ずといっていいほど少子化がらみの暗いニュースが流れたり、愉快痛快な少子化対策をぶち上げる人が現れたりするんだが(→参照:厚生労働省の不祥事と少子化報道)。


年金問題のせいで今度の参院選は自民に不利だろうとか、国会延長で時間をかせいで国民に年金の話題を忘れてもらいたいらしい、てなニュースが流れているこの時を狙ったかのように。
子育て中の若い世代に2票分の投票権を与え、年金問題にとても敏感に反応しそうな高齢者層の票の価値を半減させろと言ってるも同然の提案をする人が現れたのって、もしかして政治的な意図アリアリなのかな。


確か、安倍首相の支持率が20代〜30代では特に低い、てなニュースが読売と朝日で流れていたような記憶が(←うろ覚えですんません)。
少子化対策で子育て世代に金をばら撒きます&増税しない分、高齢者向けの福祉を削ります&票を2倍にしてあげますよキャンペーンをほのめかして、支持率が低い層に年金問題を忘れてもらおうという意図だろうかね。


投票権2票分はともかく(ていうか実現不可能だろう)、高齢者向けの予算を縮小して若い世代に金をばら撒きますというアピールは、不満解消・矛先そらしに効果がありそうだな。
バブルの頃にぼろ儲けし、バブル後の不景気の時もきっちり給料を頂き、そして退職金をガッツリもらって引退していく団塊世代への反感ってやつが、若い世代のベースにあるしな。


今までは未婚・子なし女性がスケープゴートだったが、今度は団塊世代・現役年金受給世代をスケープゴートにするのかな。


と、ふと思ったので忘れないように書きとめておいたという、以上、備忘録でした。
たぶん妄想の域に入っているだろうと自分でも思います。