助けて、ホリえも〜ん


ライブドアのように金銭の力で相手の企業の意思を考えず、次々と会社を買収していく行為は違法でなくても、倫理的に問題があると思います。皆様の意見をお聞かせください。誹謗中傷は、はてな規約違反になりますので御注意ください。


日本は資本主義なんで、
敵対的買収自体が倫理的に問題かというと、
答えは「問題なし」なんでしょうね。


ですが、よく、経営の三大要素は
「ヒト」「モノ」「カネ」
といいますし。


敵対的買収であっても、この3点に配慮していれば問題なし、
「モノ」と「カネ」の部分にばかり注目して
「ヒト」に配慮しない買収の仕方をしたら
社員の間に不快感や不信感が生じ、
その結果、経営的に損失が出かねない
という意味で、問題あり、ですかね。


そしてライブドアの場合は、
買収の仕方ではなく、
堀江社長の発言の仕方、発言すべき相手と場所に
問題があったのでは。
なお、フジで放映された細木数子さんと堀江社長の対談でも
その点、指摘されてましたね。


堀江社長の「既存メディアを殺す」という発言が、
既存メディアで頑張っている社員さんたちには
自分たちを殺すといったも同然と感じられたかも。


会社の意思とは何か、て考えると
まあ、株主と経営陣に決定権があるのでしょうが、
実務を行う「ヒト」(従業員)の心に配慮せず
株主や経営陣側の意向だけで物事をすすめれば
そりゃ、雇われている以上、「ヒト」も言うことを聞くでしょうが、
気持ちは会社から離れちゃったり、
モチベーションが低下したりして、
仕事の効率や製品(フジ系列の場合、番組とか)の
クオリティが低下しちゃったり、
転職という形で人的財産を失ったりしかねない。
その結果、経営的にも損失となりかねないでしょうねー。


企業というものは
社員のやりがいを保護するためにだけ
存在するものでもないので、
カネの面も考慮しなくてはいけないわけですが、
やりがい重視系の社員が少ないと
いわゆる「いい仕事」をする企業になれない
=儲けにならないでしょうから
社員のモチベーションを低下させないよう
配慮しないといけませんでしょうね。


ま、私は経済の専門家じゃないんで
以上は個人的な素人考えですが。