また質問だw


あらー。
あの奥さん、また質問してるのね。
でも今回は、かなり
侮蔑的表現を避けて書いているご様子なので
その配慮に敬意を表し、
突撃はせずに、ひっそり生暖かく
見守っちゃおうかと。


それにしても。
なんで質問のカテゴリが
「医療・健康・美容」と「生活・その他」
なんでしょうね。
この質問なら
「就職・転職」「生活・その他」
のほうが、より適切のような。
女性に質問したいから、て
意図ですかね。


私が見に行った時点では、4件の回答が公開されてました。
で、やはり、私同様、
質問内のこの一文


>平均的な収入で考えれば、女性よりも男性のほうが統計的に高いこと。


ここに疑問を持った方がいらっしゃったですねえ。
どこの統計で見た数値なんだろう、
と、またまた思いまして、
調べてみたら、
確かに格差がありました。

  • 女性の6割以上が300万円以下の所得者


 国税庁民間給与実態統計調査」(平成15年度)によると,1年間を通じて勤務した給与所得者について男女別に給与水準をみると,300万円以下の所得者の割合が男性では18.7%であるのに対し,女性では65.1%に達している(第22図)。

  • 賃金格差は,一般男女労働者間は長期的には縮小傾向,パートタイム労働者と一般労働者間は平成15年にはやや縮小


 男性一般労働者の給与水準を100とした時,女性一般労働者の給与水準は68.8となっている。また,男性の一般労働者と女性パートタイム労働者では,女性のパートタイム労働者の給与水準は男性一般労働者の43〜45台でほぼ横ばいで推移しており,平成16年は45.2と,前年に比べ0.7ポイント格差が縮小しているものの,依然非常に低い水準にとどまっている(第23図)。


内閣府 男女共同参画局
http://www.gender.go.jp/
男女共同参画白書 平成17年版」 第1部 第2章 就業分野における男女共同参画
http://www.gender.go.jp/whitepaper/h17/danjyo_hp/top.html(PDFもあり)


この格差、長期的には縮小傾向だそうですが。


ただ、
調査対象が…。
いったい何歳から何歳までなのか
けっこうあちこち見てみたんですけど
詳しい属性の表記を見つけられませんでしたorz


たぶん、けっこうご年配な高給取りの方も
調査対象に含まれているのではないかと
思うのですが。
役職者の給与も含んでの平均値なら
男性のほうが高収入な平均が
そりゃ出て当然?
同じ白書の中に、管理職について、
役職が上がる(係長、課長、部長って具合に)につれて、
女性が占める割合が低下してると書かれてました。


結婚を考えるお年頃の男性の平均と
仕事を持ち自立した未婚女性の平均で
比較しないと意味ないですかね。
しかしそもそも
業種と職種、その人の能力による
格差ってのもあるでしょうし。


ていうか。
まずは
性別による給与格差があることについて
それでいいのかっつー
疑問を持ってほしいかも…。
女性のほうが給与がお安くて
当たり前と考えている
わけではないでしょうけどさ。
こんどは
男女雇用機会均等法的な配慮が
少々かけているように見える質問ってかんじ?


あと、ついでなんで
いまついてる分のコメントヲチ。


>普通の家庭はどちらかいえば妻が財布の紐を握っているのではないでしょうか。


人それぞれ、ご家庭により、では。
共働きだと、月の必要経費(生活費や貯蓄など)を
折半して拠出、
余ったお金は自分のお小遣い、て
している方々もいるんじゃないですかね。
うちはそうしているよーという話を
職場で知り合った人から聞いたことありました。
ディンクスとかいう言葉がはやった頃でしたね。
または、生活に必要な分だけ
奥さんに渡して
あとは自分の好きに使うという
男性もいますよ。


>仕事を続けたいのであれば、そういう意向の男性をパートナーにすれば良いのでは?


男性側の了承の問題じゃなくて、
女性の勤め先が了承しないことには
どうにもならないような…。
いまどきはそれが難しい社会環境なんですよ、と
回答者さんはおっしゃっているんじゃないでしょうかねぇ。


上記の白書に、
やっぱり、産休や育休をとりたいと
言い出しにくくて
妊娠を機に退職した人の比率が
載ってたかな?
別の統計調査の結果で見たことかもしれませんが。
比率は忘れましたが
その白書だか統計だかで
問題視されていた件だったと記憶しています。
一度辞めると、再就職が難しいし、
ブランクが何年も、となると
余計でしょうねえ。
求人情報って、たいていが
35歳くらいまで、てなってますし。
それに小さい子供がいるって言うと
子供が病気したとか何とかと
ひんぱんに休みを取るんじゃないかって思って
企業側が雇用をためらっちゃうという
要因もあるでしょうかね。
実際、頻繁に&突然休まれちゃうと
一緒に働いてる人も
仕方がないこととはいえ
ちょっとなあ…と思ってしまうでしょうし。
難しい問題ですな。


>子供はあくまでも選択の問題なので、厭なら作らなければ良いのでは?


それは女性側一人の判断で決定できることでは
ないのでは。
旦那さんやそのご両親・親族、
女性のご両親・親族の
理解も得なければなりませんし。


>むしろその自由な時間を夫と一緒にすごしたいと思ったから、結婚したのですが。


質問するまでもなく
自分で答えだしてるようなw
経済的に自立してる女性でも
自由な時間を一緒に過ごしたいと
思える人に出会ったなら
喜んで結婚するんじゃないですかねー?
たとえそのお相手が
はたから見たら
こいつと結婚したら不幸になるだけじゃないかと
思わず止めたくなるような相手だったり
その女性より収入の低い男性だったりしてもさ。


女性の気持ち(恋愛感情とか個人的な事情とか)を
考慮せずに
収入とか仕事とかのスペックを判断材料に
あーだこーだと論理的にw考えているあたり
相変わらず愉快だなあと思っちゃいました。


件現時点であと19件の
未公開回答がありますねー。
楽しみだ。
途中で終了せず
ぜひとも全部公開して欲しいところ。


しかし。
またヒマ人なことをしてしまったわい。
でも、思いがけず
今まで詳しくは知らなかった
社会的な問題とかを
より詳しく知ることができましたので
まあよし。