質問終わりましたね。


そして、最後のコメントに不吉な予告も…。
次は、何の質問でしょうね。
ああ、楽しみ(棒読み)


コメントの長文化に伴い、
突っ込みどころ比率も上昇傾向にあります。
回答よりコメントが長いっての
どうよと思う今日この頃。


で、ほんとなら全コメントに
突っ込み入れたいとこですが
めんどくさいので
私的に特に気になったところのみを
書いてみました。

「結婚したら女性は家庭に入るのが当たり前」
ということですが、ちょっとそれはどうでしょうか。時代はもっと進んでいると思いますよ。データは少し古いですが、
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/colCh.cfm?i=t_harada11 (専業主婦比率のグラフ)
グラフから推測すると日本の専業主婦比率は全体の25%以下だと思います。(#17)

ここまでは特に異論なしです。
が、その先の

でこれはおそらく、かなり収入の高い男性と結婚した女性の比率でもあるわけですよね。ですから、結婚したら家庭に入る女性というのは、すでに多数派ではなく選ばれた少数派、収入の高い層の男性と結婚しているわけだから、家庭に入ってもやっていけるわけです。当然、数は少ないのです。(#17)

これはちょっと?
収入的な問題じゃなくて、
仕事へのやりがいとか自己実現とか
社会とのつながりを持ちたいとか
そういう理由で働き続ける既婚女性も
いるんじゃないでしょうか?
あと、子供の学費や習い事にかかる費用とかも
昔と今では違いますし。
配偶者の扶養という面だけで
判断できない数値ではないでしょうか。
あと、
「選ばれた少数派」
の、「選ばれた」て表現
ちょっと傲慢な感じがしますよ。
専業主婦=選ばれた(上流階級の、といいたい?)人、
というわけではないと思いますが。
経済的な事情に係わらず働いている既婚女性や
妻が働いている既婚男性にも失礼かも。

世間は働く男性に対して、もっと厳しいと思いますよ。
私は会社での勤務経験ありますが、みていてそう実感しました。
リストラ、サービス残業、過労死、自殺など
特に、自殺者は圧倒的に男性が多いですし
期待どおりのキャリアなんて、
私は申し訳なくて主人にはそんなこといえません。(#18)

それは、
女性を主戦力とみなさない企業風土の問題では。
なお、世の中の全企業がそういう風土であるわけでも
ないけどね。業種によるでしょうから。
女性も男性と同等にみなし、賃金格差もない企業なら
性別に係わりなく
リストラ、サービス残業、過労死などの
厳しい状況が降りかかってきますよ。
なお、「自殺者は圧倒的に男性が多いですし」の部分、
ほんとかどうか調べる気力がないんで
そうであると仮定し
さらに自殺の動機が仕事にある、という仮定で
加えて社会情勢を抜きにして考えてみますと、
役職者の男性比率が高いから
自殺者の男性比率も高くなる、
てことかも。
調べてませんので、これは私の推測ですが。


余談ですが、自殺関連で。
冬のソナタが流行った結果、
中高年女性の自殺者数が減った、というニュースを
ちょっと前に見た覚えがあります。去年かな。
確か、「ヨンさま効果で自殺者減少」みたいな
タイトルだったと。
好きなものがあり、
そしてそれを一緒に楽しめる仲間ができたことが
自殺者減につながった、とかいう内容だったと思います。
うろ覚えですんませんが。
すごいね、ヨンさま。


閑話休題。続いてこれ。

(前略)を何よりも重視しているような女性の場合には、
生活水準は向上したと感じることでしょう。
そうでない女性の場合には、低下したと感じることでしょう。(#22)

と、ご自身でおっしゃってますが。
それが答えじゃないですかね。
人により(前略)のところに入る単語が違う、たとえば
「子供」とか「仕事」とか「自由」とかが入る、
あと、

・別に結婚して必然的に水準が下がったのではなく
 「水準が下がるような選択をした」
 というように見えますが。
・ご親戚を悪くいうつもりはないのですが、
 あくまでも事例としてみた場合として言わせていただけば、
 かなり軽率といいいますか、
 交渉力、コミュニケーション能力に疑問があるとしか思え
 ないものを感じてしまいます。
 せっかくの具体例で感謝はしていますが、
 質問者としては、参考になる事例ではありませんでした。(#22)

これはちょっと…。
ご夫婦の間には、ご夫婦にしかわからない心情とか
事情とかがあると思います。
そのご夫婦の暮らしぶりの一面だけを見て
「軽率」とか言ったり
「交渉力、コミュニケーション能力に疑問が
 あるとしか思えない」
なんて批判的なことを言うのは
いかがなものでしょうか。


次は、coccoxさんではなく
回答者さんへの私なりのコメントになります。

(rohannさんの回答)「生活水準の低下」など、類型的なイメージを武器に、女性が「結婚したくない」理由をつくりあげているのではないでしょうか。結婚を躊躇する女性とは結婚していない女性のことですから、質問者さんのように結婚後の具体的な部分は把握していないはずです。(後略)(#23)

うーん、
rohannさんのこのご意見、
ちょっとどうかな?
て印象を受けました。
大多数と思われる論理に乗っかっているだけの人も、
確かにいるかもしれませんが、
全員がそうとはいえないかもしれません。
結婚をためらう別の理由があるけれど、
表向きは一般的な理由を口にする、て人もいるでしょう。
また、
「生活水準の低下」などの類型的なイメージが
あるということは
すなわち、そういう事実が世の中にある
ということではないでしょうか。
火のないところに煙は立たない、
事例がない、もしくは少ないのであれば
類型的イメージも発生しない。
そして
身近にいる既婚者の暮らしぶりから
その事実をある程度は見知っている、
ゆえに懸念・躊躇する、
というケースもあるのでは。
そう感じました。
また、

(rohannさんの回答)(前略)実際結婚しようが子どもでもできない限りは仕事を続けることは可能だと思います。しかしやはりある程度の障害は避けられず、「結婚=退職」という目を向けられることもあると思います。そういった面倒ごとに耐えてまで結婚するよりは、しないほうがマシというのが現代人の「冷めている」と言われているところではないでしょうか。「仕事を続けたい」ということを理由に結婚を拒否するのは、上記のように結婚をしても仕事を続けることが可能だ、という理由で退けられてしまうわけで、要はフリーターの主張と同じで、大多数と思われる論理に乗っかっているだけだと思います。そうでなければ質問者さんが感じているように、あまりに実感がわかない理由です。(#23)

結婚をしても仕事を続けることが可能という
前提に少々難を感じました。
rohannさんもご指摘の部分、
「子どもでもできない限りは」
これが無視できない、加えて
本人だけで決められる問題ではないからです。
よって、「その理由により退けられる」というのは
ちょっと極論かな、と感じます。
また、仕事以外の理由による生活水準の低下という
点については、どう退けられるのかが
ちょっとわかりませんでした。
ま、質問の前提が金銭的なことに注目した
生活水準の低下についてでしたので、
あえて触れなかったのでしょうか。


そして
そういう問題をちゃんと「話し合える相手」となら
結婚してもいいかな、
しかし、相手だけでなくそのご家族も含めて考えると
話し合いで解決できるかな、という懸念もある
ということが
今までの回答のなかでも語られていたと思います。
で、仕事以外にもさまざまな不安要素があり、
その要素を集約した言葉が
「いい人がいたら結婚する」
なのではないでしょうか。
また、rohannさんには
「生活水準が低下することを理由に結婚を躊躇」という点が
「あまりに実感がわかない理由」と感じられてしまうのは
rohannさんと未婚女性に
現在属している社会/生活環境の相違、
価値観の相違があるからではないかと
思ったのですが、
これは、rohannさんは男性、という前提で
申しております。
もしかして既婚もしくは未婚の女性でしょうか?


そしてcoccoxさんは
「話し合える相手」を探す/待つのではなく
相手が誰であっても話し合えば解決できるのではないか、
解決できないのは
コミュニケーション能力が低下しているからだ、
とお考えだったわけですよね。
そういうご指摘と解釈しましたが、
それであってますかね。
まあ、確かにそれもそう、
ポジティブな手法ですね。
ただ、
話し合いで相手の価値観を変えるのは
相手の自発的な協力、歩み寄りの姿勢がなければ
非常に困難な作業であることと
さらに好意を持てる相手でなくては
がんばる気にもなれやしない、という点を
coccoxさんはちょっとないがしろになさっているかな、
という印象も受けました。


本で読んだり、人の話を聞いただけでは
真に理解したとはいえない、
実際に自分で経験してみないことには
真の理解はない、
というのが
私が今までの経験から学んだことでして。
百聞は一見にしかず、ですね。
よってこれらの問題は
当事者でないとその複雑な心境は
理解できない、
はてなでいくら質問しても
当事者でない以上、
聞きかじりの知識しか得られない、
未婚女性のことを知っている「ような気分になっている」人
というレベルを超えることはできない
と感じています。
が、
それでもまだ、質問を続けるんですかね…。