ヲチの目的について


トラバをいただいたので、私もトラバにて。
http://d.hatena.ne.jp/nilab/20050830
いつも文章が長くて、すみません(笑)
できるだけ簡潔に、と心がけているのですが…。
ついでに、猜疑心の強いやつで、すみません。


しかし、あれだな。
最近気付いたことですが、
私や私の友人って、悪徳系さん出会い率が
異常に高いみたいです。
だからつい、疑っちゃうようで。
このブログを書き、
そしてコメントやトラバでご指摘をいただいて
普通は疑わないんだ、そうか、と
驚いている今日この頃です。
ああ、どうせなら、
悪徳系さんではなく、いい人と出会いたかったw


で、今日は大真面目に書きますが
(すみません、いつもは結構いい加減かも)
私が懸念しているのは、質問者さんたちの意図より
ネガティブな意見を山のように見せられることで
不安感が必要以上に増幅してしまう方もいるかも、て点です。


最初から見ない方、
冷静に見ている方、
また、
楽しんで見ている方wなら、
大丈夫だろうと思うのですが、
万が一、今までの
「負け犬はダメダメだ!」的ネガティブキャンペーン質問の
コメントが心に突き刺さってしまい、
落ち込んで焦って冷静さを失っちゃったりしたら、
身近に潜む変な業者さんや
怪しげな宗教関係者さんやらの
口車にまんまと乗せられてはしまわないか、と。


私自身が、20代後半のときに、まさにそんな経験をしました。
スキルアップ・独立開業支援系の業者さんですが。
勧誘時には大変すばらしい支援サービスだということを
謳っていたのですが、
実際には大してメリットのない事業等のご紹介だった、
というところです。
最終的に、金銭的な被害は受けませんでしたが、
けっこう人間不信になりました。
当時は、相手が悪い、
いい加減な対応で他人の人生を狂わせたひどい人たちだ、
とばかり思ってましたが、
今思うに、相手の誇張バリバリで悪徳っちい
怪しげな勧誘に
まんまと乗せられた自分がおバカだったとしか
いいようがないですね。


そして、なぜそんなおバカなことをしてしまったかを
考えて見ますと。
主因は、
その当時、勤めていた職場が、年々業績が悪くなっていまして、
このままでは遅かれ早かれ倒産では、と、
私も思っていたし、
そして周囲もそう口にしていた、ということです。


みんなで「この会社はもうダメだろう」と、
最初は軽口程度で言っていたことが、
だんだん本当にそうなるような気がしてきて、
そして不安が増大していった、
そんなかんじですかね。


そこで私は、
中途半端に30過ぎくらいになったときに
倒産されちゃかなわない、
まだ転職しやすい年齢のうちに
次の道、次の職を探さなくては、と考えたのですが、
ちょうど、その仕事が自分には向かないのでは、という
自分の能力の限界を感じてもいました。
しかし、20代後半ともなりますと、
未経験でも採用してくれるところは非常に少ない。
それで、
「これが転職のラストチャンスかも…」と
ますます焦りまくってしまいました。
焦って不安になりすぎて冷静さを失ったせいで、
うますぎる話にころっと引っかかっちゃったわけです。


しかし。
私が勤めていた会社、なんと現在も健在です。
それどころか、
業績も社外からの評価も上がっている模様。
私の後輩に当たる人物が、若くして役職につき、
現在、会社を引っ張っています。
ぜんぜん、ダメじゃなかったんですよ。


そして、私とその後輩の違いは何だったのかと考えるに、
もちろん、能力の差もあるのですが、
それ以上に、


私は
「この会社はもうダメだから、次の職を探そう」
と、ネガティブに考えていた、
そして企業に対する依存心が強く、
自ら改善しよう、会社を立て直そう、という
前向きさに欠けていた。


その後輩は、
「この会社はダメだから、自分が変えてやろう」
と、ポジティブに考え、野心と気概を持って
会社に立ち向かっていった。


この「心構え」が、大きな違いであったろうと
今では感じています。


そしてですね。
上述の私の経験のうち、
「転職」を「結婚」に置き換えると、
負け犬批判問題と、非常に通じるものがあると
私は感じています。
だから、例の質問内に含まれる
マイナス面ばかりに目を向ける質問の仕方や、
否定的な見解が、
気になってしょうがないわけです。


余談ですが、
独身者が高齢になったときに
面倒を見てくれる人がいないのは惨め、という話、
例の質問内でも、また他のブログなどでも
目にしますが。
これは私も、ちょっと心に刺さった問題だったんですわ。


ここで、不安から逃れるために
「結婚」という落ち着き先を見つけようと努力するのも、
一つの手なのですが、
私の場合は、過去の経験からして、
そういう動機で行動を起こすと
失敗につながりやすいかも、という心配もある。


そこで、前向きに対処する方法を考えてみたのですが、


面倒を見てくれる人(配偶者や子供)がいない高齢者は、


すなわち、


遺産の相続者がいない高齢者、ではないか、と。


そして数年前から、
高齢者向けの介護や給食サービスが
これから伸びる産業として
注目されていますよね、確か。
そうしたらですね。


独身高齢者の遺産を目当てにした介護サービス系ビジネスが
絶対に登場するのでは、と思いました。


他にも、高齢者介護を投資と同義に考える
ユニークなビジネスについての海外ニュースを
けっこう前に見た覚えがあるので、
うまいこと見つけ出せたら、またご紹介いたします。
現時点で海外に例があるのなら、
私(30代半ば)が高齢者になるときには
日本でも同様のビジネスが登場しているはずだろうと。
登場しなかったら、私が始めますw
ていうか、
現在の社会情勢をもとに
何十年後かの待遇の心配をしても
その頃、世の中はどう変わっているか分からない以上、
検討のしようもないよなー、というのが
正直な気持ち。
ということで、
とりあえず金を貯めておけば、なんとかなるでしょ。
という結論に達しました。


不安になったら、
前向きに、かつ冷静にそれを解消すればよし。
将来が不安だったら、今から備えておけばよし。
ついでに、安心して暮らせるように
努力して自分の立場を変えるのも一つの手ですが、
努力して周囲の在りようを変えるというのも、
また、アリだろうと。


負け犬キャンペーン質問群には、
その「備えよう」「周り(社会)を変えよう」
という方向での検討、視点が欠けているように感じます。
対応策はいくらでもあるはずなのにさ。


というわけで、ヲチしつつ、
補足として別視点からのご提案、
検討材料のご提示をしている次第です。


また長い文章になってしまったわ。
どうもすみませんー。