ダウン症について


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ご参考になるかどうかわかりませんが。ni-papaltutiさんだけでなく、ほかの方々にもぜひ見て欲しいです。

ダウン症や障害児の事を知って欲しいな

健やかに育てるために 知っておきたいダウン症の医学

近年、早期療育とよばれる指導や働きかけを赤ちゃんの時から行うことで、発達の遅れを最小にすることができる ことがわかってきました。

ダウン症児の親のための「初めての書籍」紹介

障害児親の会の役割と運営
茨城県ダウン症協会事務局 百溪 英一


余談だが、上記ページの「●世話役に適さない人」リストはちょっと笑えた。

EVE Internet Committee

生まれようとする 『いのち』を選別しないで

上記サイト内に【親が子どもへそそぐ「命そのものをいとおしむ気持ち」】という一文があるのですが。
その気持ちを支援するのが福祉の精神、社会保障ってもんじゃないのかなあ、と。私は思っています。
そしてそういう支援を可能にする体制を構築することに、人間が共同体を形成する意義があるのでは。
世の中、あまりにも障害者に対する理解のない人、偏見を持つ人が多いんだよね。
障害者に限らず、社会的弱者に厳しいね。


上記はてな質問の「一部の身体強健な人たちにしか適合しない、欠陥社会なんです。」という回答に激しく賛同しました。
ていうか、「一部の心身強健な納税者たちしか優遇しない、欠陥国家なんです。」て気もする。


26日付のダイアリーでもちょっと書いたけど、私は昔、ダウン症の子供に会ったことがあります。
「コミュニケーションのとり方にちょっと工夫がいるってだけ」の元気な子供、という印象でした。
ていうより、重度の身体障害(咀嚼障害も)と知的障害の重複があるお子さんにも同じ時に多数出会ったので、ダウン症の子が比較相対でものすごく元気に見えたってのもありますが。


どの子も、ものすごく可愛かったです。お世辞じゃなく。
可愛がって一緒に遊ぶとなついてくれるし、きゃあきゃあ笑って喜んでくれるし。
自分以外の誰かを、手放しでいとおしいと思ったのは、実はその時がはじめてだった。


他人の私でさえ可愛く思えるのですから、親御さんはなおさらでしょうな。
親御さん方も、明るくて優しい人が多かったです。
障害児を持つ親御さんの幸せなところは、子供を通じて、障害者に偏見を持ったりしない心優しい人々に出会える確率が高くなるってことかなあ、と。そのとき思いました。
障害児・障害者がいない場所では、成果主義を勘違いした偏見まみれの心冷たい人に遭遇する確率が高くなります。
障害を持った人でも明るく元気に暮らせるのが、よい共同体、よい国家だと思う。そういう国家なら、国が強制するまでもなく愛国心ってやつが湧くことでしょう。
って、こういうこと書くと共産主義者だとか思われるのかな。違うんだけど。


なんか、負け犬関連話題、少子化・晩婚化の話題を色々みていると、高齢出産のリスクと併せてダウン症の発生率を挙げる人が多いので、前々から気になってたのですが。
障害を持つ人と接する機会が少ないせいですかね、障害を持つ子供が生まれることを必要以上に恐れている=障害に対して偏見を持っていると感じられる人が多くいらっしゃるようで、ちょっと暗い気分になりますわ。
命の価値、人の存在価値は、他人が決めるもんではないだろう、ましてや納税とか社会への貢献度とかではかるものでもないだろうよ、と。最近ちょっと思う。


余談はさておき、もうひとつ。
障害はダウン症ばかりではないんですが、いろいろな障害児の親御さん向け良サイトを前に見た覚えがあるんですよ。何のキーワードで検索してた時に見たんだか、どうしても思い出せなくて見つけられませんでした。見つけ出せたら追記します。


ni-papaltutiさん、暴走もほどほどに〜。


追記:肝心なことを書き忘れたが、一番最初のリンク先「健やかに育てるために」は、30すぎた女とは結婚したくねえとか思っている30オーバーの男性もよくよくお読みください。